日本鏡餅組合

ホーム食す各地に伝わるお雑煮

秋田

材料(4人分) 切餅4個 わらび40g ぜんまい40g 姫筍40g ふき20g きのこ40g 人参40g 鶏肉80g せり20g だし3カップ 塩、醤油適宜

作り方
  • 1 わらび、ぜんまいは4cm、せり2cmの長さに切り、姫筍は
    斜め切り、人参は輪切り、鶏肉はそぎ切りにしてゆでる
  • 2 だしに1を加えて煮て、塩、醤油で味をととのえる
  • 3 焼いた餅を椀に入れ2を注ぐ

新潟

材料(4人分) 切り餅4個 大根100g ごぼう50g 人参40g 里芋2個 ねぎ1/2本 こんにゃく1/4丁 焼き豆腐1/4丁 塩鮭の切り身60g ほうれん草75g いくらまたは筋子75g だし4カップ 塩、醤油適宜

作り方
  • 1 大根は短冊切り、ごぼうは千切り、人参、里芋は回し切り、
    ねぎは5cm幅の輪切り、豆腐はさいの目、こんにゃく、
    塩鮭を短冊に切り、ほうれん草はゆでて4cmくらいに切る
  • 2 大根、ごぼう、人参、里芋、こんにゃくはさっとゆでる
  • 3 鍋にだしと2を入れ煮、軟らかくなったら塩鮭を入れ、塩、
    醤油で味をととのえる
  • 4 いくらとほうれん草を加える

広島

材料(4人分) 丸餅4個 ブリの切り身2切れ、はまぐりのむき身4個 大根100g 青菜100g だし3カップ 塩、醤油適宜

作り方
  • 1 大根は半月に切る
  • 2 だし汁に大根を入れ軟らかくなるまで煮て、ブリの切り身と
    はまぐりのむき身を加え、塩、醤油で味をととのえる
  • 3 椀に焼いた餅を盛り2を注ぎ青菜を添える

長崎

材料(4人分) 丸餅4個 塩ブリ2切れ 鶏肉100g かき8粒 大根50g 人参50g かまぼこ1/3 三つ葉少々 だし3カップ 塩、醤油適宜

作り方
  • 1 塩ブリは塩抜き、鶏肉はそぎ切りにする
  • 2 大根は短冊、人参は輪切りにしてゆでておく
  • 3 かきと三つ葉はさっとゆで、かまぼこは5mmの厚さに切る
  • 4 だしに1を加えて煮て塩、醤油で味をととのえる
  • 5 軟らかくした餅を椀に盛り2を入れ4を注ぎ入れて3を乗せる

※このページで紹介しているレシピは、一般的に伝わるイメージで作っております。地域によって異なる場合があります。

▲TOP

新谷 尚紀
(しんたに たかのり)

民俗学者(社会学博士)、
1948年広島県生まれ。
早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院史学専攻博士課程修了。
国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。
おもな著書に『神々の原像』吉川弘文館、『日本人はなぜ賽銭を投げるのか』文藝春秋、『日本人の春夏秋冬』小学館、『ブルターニュのパルドン祭り』悠書館、『お葬式−死と慰霊の日本史−』吉川弘文館、『伊勢神宮と出雲大社−「日本」と「天皇」の誕生』講談社、など。