ホーム探るお餅料理について角餅と丸餅
お雑煮に用いるお餅の形と地域性 お雑煮の主役であるお餅。これには四角い角餅と丸い餅の2種類があることをご存知でしょうか。大雑把に言って東日本は角餅、西日本は丸餅文化。お雑煮発祥の地・京都の食文化の影響を強く受けた地域は主に丸餅を用います。
丸餅 ゆでて用いるところがほとんどです。四国の一部ではあんこが入った丸餅をお雑煮に使います。
角餅 焼いて食べる地域が多いようです。
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鏡餅−そこに込められた日本人の想い
鏡餅の秘密を探る
角餅と丸餅
新谷 尚紀(しんたに たかのり)
民俗学者(社会学博士)、 1948年広島県生まれ。 早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院史学専攻博士課程修了。 国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。 おもな著書に『神々の原像』吉川弘文館、『日本人はなぜ賽銭を投げるのか』文藝春秋、『日本人の春夏秋冬』小学館、『ブルターニュのパルドン祭り』悠書館、『お葬式−死と慰霊の日本史−』吉川弘文館、『伊勢神宮と出雲大社−「日本」と「天皇」の誕生』講談社、など。